旧野﨑家住宅で大規模改修が始まりました
児島観光ガイド協会 会報No.23発行のお知らせ
児島のまちを歩いたことのある方なら、一度は目にしたことがあるかもしれません。
児島の歴史を今に伝える**「旧野﨑家住宅」**で、大規模な改修工事が始まりました。
今回の児島観光ガイド協会「会報No.23」では、裏面の「児島観光トピック」として、旧野﨑家住宅の改修工事を大きく取り上げています。
今回の工事は、単に古くなった建物を直すものではありません。
目的は「耐震」と「防災」。
しかも、工事は全体で14年間にわたる大規模なプロジェクトです。
長屋門から始まり、主屋・表書院、そして蔵へ。
歴史ある建物を守りながら工事が進められるため、一度にすべてを閉鎖するのではなく、見学できる区域を確保しながら3期に分けて進められる予定です。
そして、工事中だからこそ見られる景色もあります。
普段とは違う旧野﨑家住宅。
今しか通ることのできない場所。
今のうちに残しておきたい庭園の風景。
今回の会報では、そんな**「これから変わっていく旧野﨑家住宅」と「今だから見られる旧野﨑家住宅」**を紹介しています。
ぜひ会報とあわせてご覧ください。



今回の会報の見どころ
今回の会報No.23では、旧野﨑家住宅の改修工事だけでなく、児島観光ガイド協会が4月から6月に行った活動や、新しく始めた研修についても紹介しています。
ここからは、それぞれの記事を少しだけご紹介します。
旧野﨑家住宅――14年間の大改修が始まります
今回、ぜひ最初に読んでいただきたい記事です。
旧野﨑家住宅では、6月から長屋門が閉ざされ、大規模な改修工事に向けた準備が始まりました。
第1期では、約4年間をかけて長屋門・御成門の解体修理と崖地の補強が行われます。
建物を直すだけではありません。
過去の調査で判明した液状化リスクに備え、基礎部分の地盤を固めたり、景観を損なわない方法で石垣や崖地を補強したりと、文化財ならではの慎重な工事が進められます。
その後、第2期では主屋と表書院、第3期では蔵の修繕へと進んでいく予定です。
14年。
長い時間に感じます。
しかし、それだけ長い年月をかけてでも、児島の歴史を次の世代へ残していくということでもあります。
これから少しずつ姿を変えていく旧野﨑家住宅を、私たち児島観光ガイド協会も見守っていきたいと思います。
今だから通れる「御成門」
工事が始まると「見られなくなるもの」がある一方で、工事期間中だからこそできる体験もあります。
その一つが「御成門」です。
普段は閉じられている貴賓用の門ですが、現在は特別に通ることができます。
ただし、御成門も長屋門とともに解体修理が行われる予定です。
つまり、現在の姿の御成門を通ることができる期間には限りがあります。会報でも「今しかできない特別な体験と記録」として紹介しています。
長い改修工事が始まったからこそ、「今、見ておきたいものは何だろう」そんな視点で旧野﨑家住宅を訪ねてみるのも面白いかもしれません。
庭園の景色も、今のうちに
もう一つ、会報で紹介しているのが庭園です。
第2期工事では、建物全体を覆う「素屋根」が設置される予定で、工事が始まると主屋周辺へ入ることができなくなります。いつでも見られると思っていた景色が、工事によってしばらく見られなくなる。
そう考えると、現在の旧野﨑家住宅を写真に残しておくことにも意味があります。
観光で訪れる方はもちろん、児島に住んでいる方にも、工事が本格化する前に一度ゆっくり歩いていただきたい場所です。
JR西日本「DISCOVER WESTハイキング」に向けた研修を行いました
会報表面では、児島観光ガイド協会の4月から6月までの活動も紹介しています。
その一つが、JR西日本の企画「DISCOVER WESTハイキング 地元ガイドと街歩き」です。
児島観光ガイド協会ではこの企画を受託し、5月にコースを案内するための研修を実施しました。
どこで立ち止まり、何を伝えるのか。
同じ場所を案内しても、ガイドによって説明が大きく違ってしまっては、十分なおもてなしはできません。
そこで実際のコースを歩きながらガイドポイントを共有し、児島を訪れる皆さまに気持ちよく、楽しく旅をしていただくための準備を行いました。
児島の景色を見るだけではなく、
「なぜ、この場所にこの町が生まれたのか」
「ここにはどんな歴史があったのか」
そんな物語まで知っていただける街歩きを目指しています。
「児島民話」の研修を始めました
児島には、地域ごとに長く語り継がれてきた民話があります。
今年度、児島観光ガイド協会では、新たな研修テーマとして「児島民話」の勉強を始めました。
会報によると、児島には九つの民話があり、それぞれの地域で語り継がれています。
観光案内というと、建物の年代や歴史的な出来事を説明することを思い浮かべるかもしれません。
しかし、その土地に残る昔話を知ると、旅の記憶はもう少し立体的になります。
「あの場所には、こんな話が残っているんですよ」
そんな一言が、何年経っても覚えている旅の思い出になることがあります。
今後の児島観光ガイドでも、こうした民話を取り入れながら、児島の魅力をお伝えしていきます。
児島観光ガイド協会のチラシができました
もっと多くの方に児島観光ガイド協会を知っていただくため、協会を紹介する新しいチラシを作成しました。
現在、会員の皆さまのお店などに置いていただける場所を募集しています。
「お店に置いてもいいよ」
という方がいらっしゃいましたら、ぜひ児島観光ガイド協会までご連絡ください。
会報でも紹介している通り、協会からお届けします。
地域の皆さまにも協力していただきながら、児島を訪れる方と地域をつなぐきっかけを増やしていければと思っています。

会報No.23も、ぜひ最後までご覧ください。


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